大量生産ボロネーゼ。

ぐつぐつ煮込む系は、 

大量につくったほうがおいしいのは 

どうしてだろう。 

 

本日は、わが家の大量生産メニューのひとつ、 

【ボロネーゼ】です。 

なんせ1時間くらいはぐつぐつしますからね。 

毎回つくってたら、 

時間もガス代ももったいない。 

 

使っているのは、古式ゆかしい堀川春子さんのレシピです。 

もういまは知っている人も少ないかもしれない堀川春子先生。 

15歳でイタリアに渡り、 

イタリアのマンマの味を 

女性イタリア料理人として 

日本に広めた人です。 

朝の連続テレビ小説の主人公にならないのが 

不思議なくらいすごい人。 

 

いまをときめくイタリアンのシェフたちも 

彼女に直接、間接の教えを受けている、 

大正生まれのガッツある女性です。

 

ポイントがいくつかあって、 

ひき肉を炒めたら、ざるにとって余計な油を落とすことがひとつ。 

弱火で50分以上はぐつぐつ煮ることがひとつ。 

あとは、最後の仕上げにバターをひとかけ。 

 

野菜は、玉ねぎ、にんじん、キノコ類はあったりなかったり、 

でもセロリは必ず入れるべし。段違いに味に深みが出ます。 

月桂樹(ローリエ)もお忘れなく。

 

これで、何にでも使いやすい

シンプルなボロネーゼの出来上がり。 

パスタとからめても、 

ご飯にONでドリアにしても、 

トーストに乗っけても、 

そりゃあおいしい。 

子ども受けも抜群です。 

 

当日食べる分以外は、 

ジップロックで冷凍保存。 

うすっぺら〜く伸ばして 

空気をしっかり抜いて冷凍すると、 

使いやすい! 

 

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こんなふうに平べったく。冷凍庫にしまいやすい形なのも◎ 緑色は、セロリの葉っぱ。

 

 

 

[本日の夕飯] 

パスタボロネーゼ 

白菜と柿のサラダ 

れんこんきんぴら 

味噌汁(豆腐、大根、わかめ)